こんなに素晴らしい!玄米茶の効能・効果

日本茶の歴史

日本人にとってなくてはならない飲み物のひとつにお茶があります。そんなお茶の歴史をご存じでしょうか。
中国から日本にお茶が伝わってきたのは奈良・平安時代だと言われています。平安時代初期の日本後記に日本で初めての日本茶の記述あります。その頃のお茶は超高級品で僧侶や貴族しか口にすることができなかったようです。鎌倉時代になると京都に日本で初めての茶畑が作られ、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて少しずつ広がっていきました。鎌倉時代には社交道具として武士の間にも浸透し、南北朝時代にはお茶を飲み比べ産地を当てる茶闘が行われるようになりました。江戸時代に入ると庶民もお茶を飲むようになり、1859年には生糸などと共に日本のお茶がアメリカに181トン輸出されました。明治中期まで輸出品として発展していった日本茶ですが、紅茶などの登場により徐々に輸出量が減っていき、逆に国内で飲まれることが増えていきました。お茶が日本人の生活に根付いたのは大正末期から昭和初期と言われています。
そんな日本茶ですが、近年の飲料の多様化によって様々な飲み物があるにもかかわらず廃れないのはなぜでしょうか。急須で入れなくてはならないお茶は手間がかかるとということもあり、実は1975年頃から徐々に日本人の生活から遠ざかっていきました。しかし一方で脂っこい料理を食べるとき効果的な飲み物としてウーロン茶が大ブームになり、さらに缶入りウーロン茶、缶入り煎茶の登場により、手間をかけなくても飲めるということで日本の食文化に再びお茶が定着しました。1990年頃にはペットボトルも登場し、現代の日本人にとってお茶は最も身近な飲み物のひとつとなりました。
日本茶の種類は豊富で、緑茶、抹茶、玄米茶、ほうじ茶などがありますが、最近では健康ブームに伴ってそれぞれのお茶が持つ効能・効果が見直されています。茶器もデザインが豊富で若い世代からもリラックスタイムのお供として注目されています。

玄米茶とは

近年では日本茶が健康にとても良いということで注目が集まっています。お茶の種類によって効能・効果が違ってくるのですが、日本茶の中でも苦みや渋みが少なく飲みやすい玄米茶についてご紹介します。
玄米茶とは、番茶と煎った玄米をほぼ同量ずつ加えた緑茶の一種です。入っている玄米は、煎った茶色い米粒状のものと弾けさせてポップコーン状にしたものの2種類がありますが、茶色い米粒状の玄米が多く入っているものほど風味がよく高級な玄米茶です。煎った玄米の香ばしさとさっぱりとした緑茶のうま味で飲みやすいのが特徴です。緑茶の分量が半量なのでうま味も少なく感じますが、その分カフェインや渋みも少なくお子様でも安心して飲むことができます。
玄米茶は緑茶と玄米の両方の栄養分を摂取することができます。成分は、肥満や糖尿病を予防するガンマ-オリザノール、コレステロールや中性脂肪の増加を抑えるギャバ、老化を防ぐビタミンE、代謝を助けるビタミンB群、美白効果や抗酸化作用があるビタミンC、風邪予防に効果があるカテキン、脳の興奮を抑えるテアニン、リンや鉄といったミネラル、食物繊維などがあります。
玄米茶の美味しい入れ方は、茶葉4グラムに対して95度の熱湯を200ml入れ約30秒で抽出します。高温で入れても渋み・うま味成分は強く出ませんが、抽出時間が長くなると苦みが出てしまい玄米茶特有の香ばしい風味が落ちてしまうので気を付けてください。保存場所は冷暗所が最適です。また煎った玄米は湿気を吸収しやすいので保存の際は密閉容器に入れるようにしましょう。

知られざる玄米茶の効能・効果

とても体にいい玄米茶ですが、具体的にどのような効能・効果があるのかご紹介します。
まずは女性に嬉しいダイエットとアンチエイジングに役立つ効能です。玄米茶は現代人に不足しがちな大切な栄養素を多く含んでいます。食事制限をしながらダイエットを行う場合には玄米茶と適切な食事で質の高い栄養が得られます。また、カテキンには取り過ぎた糖分や脂肪分が吸収されるのを防ぎ、さらに腸内の善玉菌を増やしてくれる効果があります。ビタミン、ミネラル、食物繊維によって腸の働きも活発になるので便秘の予防や改善にも繋がります。玄米茶には新陳代謝を上げる働きもあります。新陳代謝が上がれば脂肪が燃焼されやすくなりカロリーの消費量も増えます。豊富に含まれているビタミンには肌の老化・シミ・シワ・たるみの防止、コラーゲンを生成する効果があり、美肌効果抜群です。
次に生活習慣病や風邪などの予防に役立つ効能です。カテキンやギャバには血圧の上昇を抑える効果があります。更にギャバにはコレステロールの増加を抑える働きがあるので、動脈硬化や糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に効果が期待できます。またカテキンには抗菌・殺菌作用があり、風邪や食中毒、口臭の予防になります。ビタミンB群は疲労回復に役立つので、玄米茶を飲むだけで疲れ知らず、病気知らずの健康な体に近づけることができます。
最後にストレス解消に役立つ効能です。玄米茶の香ばしい香りやギャバ、テアニンにはリラックス効果があります。緊張や不安、イライラ、憂鬱感などの精神状態を和らげてくれます。精神面で弱っているときでもササッと淹れることができるところも玄米茶の魅力です。
簡単に美味しく淹れることができて飲むだけで良いことだらけの玄米茶、ぜひ食生活に取り入れてみてください。