ルイボスティーの歴史と効能、おすすめレシピをご紹介

ルイボスティーの産地は南アフリカ

「いつまでも美しくありたい」と願う女性や「いつまでも健康でいたい」と願う人から支持されている飲み物がルイボスティーです。ルイボスティーには美容と健康に良いとされる成分が多く含まれています。さらにノンカフェイン、ノンカロリーなので、小さなお子さんから妊娠・授乳中の女性まで安心して飲むことができます。
ルイボスはマメ亜科アスパラトゥス属の針葉樹であり、生息地は世界中でたった一か所、南アフリカのセダルバーグ山脈です。セダルバーグ山脈は南アフリカで最も有名な都市ケープタウンから北に250キロ離れた場所にあります。ここは非常に乾燥した地域です。30度以上の温度差があり、ミネラルたっぷりの土壌があることが特徴です。ルイボスが南アフリカでしか生産することができないのは、この類いまれない独特の環境であることが原因です。ルイボスは落葉するときに赤褐色になることから、ルイは現地語で「赤い」、ボスは現地語で「やぶ」を表しています。
ルイボスティーは何百年も前から先住民族のコイ族、サン族で日常的に飲まれているお茶でした。当時はハンマーで茎や葉っぱをたたき太陽の下で発酵させていました。20世紀初頭、ベンジャミン・ギンズバーグ氏がこの土地で飲まれているルイボスティーに美容や健康の効果があることを発見しました。このことがきっかけとなり、ヨーロッパを中心に普及していきました。日本にルイボスティーが伝わってきたのは30年ほど前からです。

ルイボスティーの効果

南アフリカで生まれた「奇跡のお茶」と言われるルイボスティーは、さまざまな効果があります。海外では薬としても飲まれているほどです。今回はその知られざる効果について詳しく紹介していきます。
まずルイボスティーの効果を語るうえで欠かせないのが「SOD」です。これはスーパーオキシドディスムターゼと言われる活性酵素を除去する酵素です。活性酸素とは人間が生きてくうえで大切な物質ですが、増えすぎると人間にさまざまな障害を与えることになります。その原因は現代人にとって最大の悩みである「ストレス」や「不規則な食生活」です。活性酸素の増加が体内で広まると、肌荒れや白髪だけでなく、がんや脳卒中、心筋梗塞など重い病気にまで発展すると言われています。ルイボスティーには体内の余分な活性酸素を除去して、バランスを整える効果があります。
また、ルイボスティーは女性におすすめの飲み物です。その理由は3つあります。1つ目は女性の悩みで多い「むくみ・冷え」に効果があるという点です。ルイボスにはリンパの流れを良くする成分が含まれています。体にたまった老廃物を排出することでむくみを予防します。さらに亜鉛などのミネラルは新陳代謝を良くして体温を上げる効果があります。2つ目は不妊に悩む方にとっても効果があるという点です。お茶に含まれているミネラルやポリフェノール卵子の質を上げると言われています。妊娠を望んでいた女性がルイボスティーを日常的に飲むようになってから自然に妊娠できたというデータもあります。3つ目はダイエットにも効果的だという点です。カロリーがないので、摂取カロリーを気にせずに飲むことができるからです。香りが良くリラックス効果もあるのでダイエット中にはおすすめの飲み物です。
そのほかにもアトピーの改善、貧血予防、便秘・下痢解消、二日酔いを軽減するなどの効果があります。幅広い年齢層の健康と美容に働きかけるこのお茶は、南アフリカより伝わってきた偉大な自然の力です。

基本の飲み方とアレンジレシピをご紹介

ここではルイボスティーのおいしい飲み方とアレンジレシピを紹介します。作り方は大きく3つに分けることができます。1つ目はベーシックなお湯出しです。体を温めるホットティーは、冷えや安眠の効果も狙えます。沸騰したお湯に茶葉を入れて2分間から3分間弱火で煮出せば完成です。濃い目が好きな方は煮出す時間を長くしても良いでしょう。暑い夏は冷ましてから氷を入れてればアイスティーを作ることができます。2つ目は煮出す方法です。ルイボスの効果を少量で味わいたいかたにおすすめです。作り方は水と一緒に茶葉を入れて沸騰したら5分間から20分間煮出して完成です。濃い目を飲みたい方は煮詰める時間を長めに設定しましょう。3つ目は電気ポットや水筒にティーパックを入れる方法です。簡単なので忙しい朝にでも手早く準備して学校や職場へ持って行くことができます。
ルイボスティーはお茶として飲むだけでなく料理にも使うことができます。お米とお茶を一緒に炊けば簡単にルイボスご飯の完成です。くせがなくさっぱりとした味付けなので、こってりとした肉料理との相性が抜群です。また鍋に入れれば、香りが良くすっきりとしたルイボス鍋の出来上がりです。和風鍋、中華鍋、イタリアン鍋などさまざまなアレンジができるのもうれしいポイントです。
さらにルイボスティーはデザートにも使うことができます。ゼラチンがあれば作ることができるルイボスゼリーは、最も簡単なヘルシーデザートです。お好みではちみつを入れると甘みがでるので食べやすくなります。牛乳をルイボスの茶葉で煮詰めて作ったババロアもぷるっとした食感がクセになる味わいです。りんごをルイボスの茶葉で煮込んだアップルパイもルイボスの爽やかな香りがアクセントになる一品です。