子供向けのお茶はどんな物があるのか

水分補給は子供にこそ必要

人間に水分は欠かせません。水分補給を怠ると脱水症状を起こしてしまい、これを甘く見ていると命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。近年は水分補給のための経口補水液など、脱水症状を起こさないような飲料水も販売されています。しかし、毎回経口補水液を飲むのは大変ですし、結構な値段なので負担にもなります。
そこで水分補給におすすめしたいのがお茶です。大人は毎日飲むと言っても過言ではないほどですが、子供となるとそうはいきません。独特の渋みを苦手と感じる子供もいるからです。ただ水分補給は実は大人よりも子供の方が必要だったりします。なぜなら、子供の方が大人よりも水分の消失が激しいためで、こまめに水分補給をする必要があります。ところが、子供向けのお茶は一体どんなものがあるのかというと、はっきりと子供向けのお茶というものは作られていません。
そこで子供向けというより、子供でも飲めるお茶について考えると、定番は麦茶が挙げられます。麦茶は夏場になるとほとんどの家庭において登場するものであり、お茶独特の苦みがあまりなく、香ばしさの方が勝るので子供でも飲みやすいものになります。
健康的な人でも緑茶などの濃いものは、飲みすぎると胃に負担がかかることがあります。子供であればなおさら目が冴えて夜に眠れなくなったりもするので気を付けなければなりません。一方麦茶ならカフェインが含まれていないので、寝る前に飲んでも興奮して眠ることができなくなることはありません。

日常的に飲むにはどんなお茶がいいのか

子供向けの飲料といえば、上記で麦茶と紹介しましたが、毎日麦茶だと飽きてしまいますし、冬場に冷たい麦茶を飲むのも大変なものです。そこでいくつかのバリエーションを用意して、子供が飽きない工夫をしてみましょう。
お茶と言えば玉露や緑茶、抹茶などを想像する人も多いでしょうが、これらは味のクセが強いため、子供向けとは言えない部分があります。大人にとっては、これらの渋みこそ楽しめるものと考える人も多いのですが、子供には苦いという印象の方が強いことがよくあります。
そこでおすすめなのが麦茶と同じ系統のほうじ茶です。ほうじ茶や番茶、麦茶は身体に優しいお茶と言われており、病院でも出されることが多くなっています。胃が痛い時、緑茶や玉露、煎茶はあまり飲まれませんが、ほうじ茶や麦茶は飲むという人が多いのではないでしょうか。これは身体への負担が少ないためです。子供向けに作られているわけではありませんが、子供にも優しいお茶ということなら麦茶やほうじ茶が相応しくなります。ほうじ茶自体が温かい飲み物のイメージがありますが、最近は水出しや氷出しなどで手軽に作れる物も販売されているので、いくつか作って冷蔵庫で冷やせばいつでも飲めるようにできます。冬場は茶葉を購入して、お湯を注いで飲むと身体の芯まで温かくなれるでしょう。
あまりおすすめできないのがハーブティーなどです。カモミールティーなどは、確かにリラックス効果はありますが、子供のうちからそういったものが必要かと問われると答えは否です。普通のお茶以上にクセがある風味となっているのがハーブティーなので、子供によっては受け入れられない子もいるでしょう。たまに飲ませる分には構いませんが、日常的に飲ませるのは避けるようにしましょう。

子供がお茶を飲まない時はどうすればいい?

子供は水分の消失が激しいと説明しましたが、それは赤ちゃんにも言えます。むしろ赤ちゃんは汗をよくかくので、きちんと水分補給ができるよう努めなければなりません。最近はドラッグストアなどに乳幼児向けのペットボトルのお茶が販売されているので、このような飲料なら親としては安心して子供に飲ませることができます。もし子供が独特の苦みなどを嫌がるようなら、普通のお茶を水で薄めてみてはいかがでしょうか。乳幼児向けのものを買って飲ませるという方法もありますが、経済的にも負担になりますので、薄めて飲ませるという方法もあります。実際に水で薄めたら、子供が飲むようになったという話もありますので、一度試してから他の方法に取り掛かることが推奨されます。
一般的に子供はジュースが大好きですが、子供可愛さで欲しがるものばかりを与えていると、糖尿病になる可能性があります。昔は糖尿病といえば大人のイメージが強かったものであり、今でもそのような印象を持たれることが主流ですが、糖分を過剰摂取することで小児でも糖尿病になることが分かっています。他にも甘い物ばかりだと虫歯にもなりますし、そうなると歯医者に通う治療費で親の負担は増えていくばかりです。子供が可愛いのは当然ですし、欲しがるものを与えたいという気持ちもわかりますが、時には子供のためと心を鬼にしてジュースから遠ざけるようにしましょう。
ただ、子供はなかなか親の言うことを聞いてくれないものです。ジュースを飲ませてくれないなら水分を取らないという強硬手段を取る子供もいます。そのような時はジュースを少しずつ薄めて飲ませるようにしましょう。すると徐々に味が薄いものに慣れていき、水やお茶などを飲んでくれるようになることもあります。